このエラーは一言で言うと**「点火不良(お湯を沸かすための火がつかない)」**という状態です。パニックにならず、まずはリモコンのスイッチを入れ直す「リセット」を試してください。
1. なぜエラー「111」が出るのか?
エラー111は、給湯器が点火動作を行ったものの、正常に火がつかなかった場合に表示されます。
主な原因は以下の3つに大別されます。
1. ガス供給の問題(ガスが来ていない)
2. 点火部品の不具合(火花を飛ばす部品などの故障)
3. 環境要因(強風や豪雨、湿気の影響)
2. 修理を呼ぶ前に!自分でできる3つの確認
業者を呼んで出張費を払う前に、まずは以下の手順で状況を確認しましょう。
① ガスの元栓と他のガス機器をチェック
キッチンなどのガスコンロが正常に点火するか確認してください。
もしコンロもつかない場合は、給湯器の故障ではなく、ガスメーター(マイコンメーター)が遮断されている可能性があります。
② 給排気口の閉塞を確認
給湯器の周りに荷物を置いたり、洗濯物が干してあったりしませんか?空気がうまく取り込めないと点火不良を起こします。
③ リモコンのリセット操作
一時的なシステムエラーであれば、以下の手順で復旧します。
• 給湯器のリモコンを「切」にする。
• 蛇口(お湯)をすべて閉める。
• 1分ほど待ってから、再度リモコンを「入」にする。
• 再度お湯を出してみて、エラーが出なければOKです。
3. それでも直らない場合の修理費用
リセットを繰り返してもエラーが出る場合、内部部品の「イグナイター(点火器)」や「電磁弁」の故障、あるいは基板の不具合が考えられます。
[アドバイス]修理費用の目安:15,000円〜35,000円程度。
内訳には、交換部品代・技術料・出張費が含まれます。基板交換が必要な場合は、さらに高額になる傾向があります。
4. プロの視点:10年以上お使いの方へ
もしお使いの給湯器が製造から10年以上経過している場合、修理には慎重な判断が必要です。
• 再故障のリスク: 一箇所を直しても、他の老朽化した部品が連鎖的に故障する可能性が高いです。
• 部品の供給終了: メーカーの部品保有期間(約10年)を過ぎていると、そもそも修理が不可能な場合があります。
• 安全性の低下: 長期使用は「不完全燃焼」による一酸化炭素中毒や火災のリスクを高めます。
10年という節目は、修理を繰り返して延命するよりも、省エネ性能の高い最新モデルへ買い替えた方が、結果的に生涯コスト(光熱費+修理費)を抑えられるケースがほとんどです。
迷ったらまずは「交換シミュレーション」を
「今の給湯器、あと何年使える?」「最新機種に替えたらガス代はいくら安くなる?」
そんな疑問を解決するために、まずは最短1分で完了するシミュレーションをお試しください。
